家族風呂内部。
鉄分が多い温泉と聞いて、
赤いお湯を想像していたのですが、
何となく緑色のお湯です。

何でも、錆びた鉄は赤くても、
新鮮なイオンの鉄は緑色だそうで、
後で知りました。

塚原温泉入口

下関の名医で温泉マニアでもある
劉震永先生と、
福岡漢方会の重鎮・岡部佐重先生が、
この温泉は凄いっ！！と勧められた薬湯、
大分県の塚原温泉に行ってきました。

地獄を見ながら、温泉で極楽気分・・・・
いやあ、何度でも訪れたい名湯でした。

雪の山道を２００mほど登ると、伽藍岳（がらんだけ）の火口を見学できます。

温泉の前にあるお地蔵様

共同風呂（内湯）

シンプルな料金所

ゆでると溶けてしまうので
蒸して作った卵。
その蒸し時間、何と
20時間！！
これも必ず食べろと、
岡部先生から勧められて
いたのですが、
確かに美味い！！
しっかり味が染み込んで、
今まで食べた温泉卵の中で
最高でした。

温泉の成分表。

この温泉はpHが非常に低く1.4だそうです。
ほとんど胃液並みなので、体が溶けて入れないのではないかと思うのですが、
源泉かけ流しだそうで、お湯で卵をゆでると3時間で殻がとけてしまうそうです。

鉄含有量（456ｍｇ）が日本一高く、温泉法基準の40倍以上だそうで、
アルミニウム含有量は日本第二位（295ｍｇ）で、療養泉の基準の約3倍という
凄い薬湯です。

温泉の泉質はその様々な効能にふさわしく、
「酸性-含硫黄・鉄・アルミニウム-カルシウム-硫酸塩泉」という
非常に長い名前になっています。

露天風呂も魅力的だったのですが、
雪が降っていたので、今回は
家族風呂に入ってみました。